預金や貯金を相続した場合

預金や貯金を相続した場合

相続財産の中でも、かなり多くを占めるのが、
銀行預金や、ゆうちょ銀行(郵便局)の、貯金です。

これらは、どちらかというと、不動産よりは、話しがまとまり易いです。

なぜかと言うと、不動産と違って、割り算で好きなように分割できるからです。

相続財産の中に、預金や貯金があると、
不動産を含む遺産分割なども、スムーズに運ぶ事が少なくありません。

例えば、不動産は長男が相続する代わりに、預金は次男が…
というような話ができるからです。

実際に、相続が発生した場合に、
「銀行が口座を凍結する」
と言いますが、全ての場合がそういう訳ではありません。

何らかの理由で、銀行側が、被相続人が死亡した事を知ると
口座を凍結するのです。

そして、遺産分割がまとまった後に、
銀行の名義変更をするのですが、
実務的には、預金を誰か代表の相続人にまとめて渡すから
その後で、好きなように分けてくださいという方式が取られる事が多いです。
もちろん、遺産分割協議書なども、それに合わせて作成する必要があります。

普通の銀行さんは、ある程度スムーズに事が運ぶのですが、
一筋縄ではいかないのが「ゆうちょ銀行」さん。
形式を重んじるというか、とにかく、日にちがかかるのです。

口座の調査から始まって、残高証明~名義変更をすると、
少なく見ても1ヶ月以上かかります。
もちろん、その間はお金を引き出す事はできません。

ですから、ゆうちょ銀行の名義変更をされる方は、
それくらいの期間の間生活していけるだけのお金を確保
しておかなければなりません。

また、銀行によって、手続の形式が違っており、
独自のルールを設けている銀行が少なくありません。
ですから、相続による名義変更は、簡単ではないと覚えておいてください。

| カテゴリ: 事例集 |


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