あ行の法律用語

あ行の法律用語


悪意(あくい)
法律用語における「悪意」とは、あることを知っていることをいいます。
逆に、知らないことを「善意」といいます。


遺言(いごん)
遺言は「ゆいごん」とも読まれますが、法律用語としては、「いごん」とも読まれます。
また、被相続人が死に際に残した言葉の事も遺言と言われますが、これは一定の要件を満たさないと法的な効果は得られません。
死者の残した書置き全般を、「遺書」や「遺言」と呼ぶ場合も多いと思いますが、法的な効果を持つ遺言は、一定の要件を備えてなければいけません。


遺言執行者 (いごんしっこうしゃ)
遺言執行者とは、遺言の執行に必要な行為を行う者のことをいいます。
遺言執行者は、まず、遺言で指定があった場合はその者があり、これがない場合は、遺言によって指定を委託された者の指定により決まります。さらにそれもないときは、家庭裁判所によって選任されます。
遺言によって遺言執行者に指定されていても、就職を辞退することもできます。
遺言執行者は相続人の全員の代理人となります。
また、未成年者や破産者は遺言執行者となることができません。


遺産分割 (いさんぶんかつ)
遺産分割とは、相続財産を分配することをいいます。
相続人が複数いる場合、被相続人の死亡と同時に、相続財産は一旦、相続人全員の共有となるのですが、その共有となった遺産を、例えば、このA土地は長男、B土地は妻といったように具体的に分配することをいいます。


遺産分割協議書 (いさんぶんかつきょうぎしょ)
遺産分割協議書とは、相続人全てがその分割に納得したということを証する書類のことをいいます。
遺産分割協議書が有効に成立するには、相続人全員が合意することが必要です。


遺贈(いぞう)
遺贈とは、遺言によって財産を無償贈与することです。
遺贈には「財産の何分の1をAに遺贈する」というような割合で指定する、「包括遺贈」と、
「どこの土地をBに与える」というように、遺贈する物を指定する、「特定遺贈」があります。


遺留分(いりゅうぶん)
基本的に被相続人は遺言によって自由に自己の財産を分配慰することができますが、法定相続人が受け取れる最低限の割合が民法で保証されています。これを遺留分といいます。
例をあげてみると、仮に被相続人が「全財産を慈善団体に寄付する」という遺言を残したとしても、法定相続人は、一定の割合で相続財産を受け取ることができるのです。


遺留分減殺請求権 (いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん)
遺留分減殺請求権とは、被相続人による生前贈与や遺贈によって、相続人の取り分が遺留分よりも不足する事になった場合に、遺留分の限度まで、贈与や遺贈を取り戻す請求をすることができる制度のことをいいます。


| カテゴリ: 相続・遺言用語辞典 |


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