か行の法律用語

か行の法律用語


果実(かじつ)
果実には、天然果実と法定果実があります。
天然果実とは、木の実や、牛からとれる牛乳などをいいます。
法定果実とは、地代・家賃・利息などを言います。
相続で問題となるのは、主に法定果実です


共有 (きょうゆう)
共有とは、数人が1つの物を所有することをいいます。
不動産などが共有状態になることが多いですが、後の事を考えると、共有はできるだけ避けた方が良いかもしれません。


寄与分 (きよぶん)
寄与分とは、共同相続人の中に、被相続人に労務を提供したり、療養看護に尽くした者の相続分を少し多くしてあげようという制度です。
ただし、何が寄与分に当たり、金銭に換算するといくらになるかというのは、非常に判断が難しい問題と言えます。


限定承認 (げんていしょうにん)
限定承認とは、相続によって得た財産の限度においてのみ借金を払うという制度です。限定承認をした場合は、マイナスの財産の方が多い場合も、遺産の範囲でのみ支払えば良いことになります。
限定承認は、プラスの財産が多いのかマイナスの財産が多いのかが不明な場合などに向いています。
限定承認をするには、相続人全員の合意が必要です。


血族相続人 (けつぞくそうぞくにん)
血族相続人になれるのは、被相続人の子、直系尊属(父や祖父)、兄弟姉妹に限定されています。
ただし、この中の全員が相続人になれる訳ではなく、相続順位が決められています。
血族相続人は、次の順位で相続人となります。
第一順位 被相続人の子
第二順位 直系尊属
第三順位 兄弟姉妹


検認 (けんにん)
検認とは、遺言執行前の遺言書の形式その他の状態を調査確認し、その保存を確実にするための手続きです。
公正証書遺言以外の形式の遺言書は、家庭裁判所に検認を請求しなければなりません。
また、封印してある遺言書については、家庭裁判所において、相続人またはその代理人の立会いがなければ開封することができません。
検認を受けなかったり、勝手に開封したりすると、5万円以下の過料が課される場合があります。


公正証書遺言 (こうせいしょうしょいごん)
公正証書遺言とは、民法に定められた手続きに従って、公証人によって作成される遺言方式です。
手続きは面倒そうに思えるかもしれませんが、専門家である公証人が作成するので、遺言の内容に不備が出る事がありません。
また、原本が公証役場に残るので、遺言の変造などをされる恐れもありませんし、紛失しても大丈夫です。
自筆遺言と比べて、多少のお金はかかりますが、安全・確実という面では、公正証書遺言の方が優れていると言えます。


| カテゴリ: 相続・遺言用語辞典 |


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