相続争いが起きたときは

相続争いが起きたときは

できれば避けたい相続争い

幼い頃、どれだけ仲の良かった兄弟であっても、歳を取り、お互いの家庭を持つようになると、いつまでも子供の時のようにはできない場合もあります。
相続争いはできれば皆、避けたいと思っているのですが、どうしても納得がいかない場合もあるでしょう。

そのような場合は、家庭裁判所の調停や審判、さらには相続裁判へと発展していきます。
こうなると、完全に弁護士さんの分野ですので、僕の出番はないのですが、もしあなたが徹底的に争うつもりがあるならば、一刻も早く相続案件に強い弁護士さんに依頼されるのが良いでしょう。
そこまで縺れているのならば、相手方も弁護士を立ててくる可能性は高いですので、先手必勝というヤツです。

他の相続人から白紙の紙に実印を押せと言われた

このようなケースは、よくあるようです。
兄弟などから、
「親父の財産はほとんどないが、おまえの実印をもらわないと手続が進まないから」
等と言って、白紙の紙に署名押印をすることを要求されたり、さらに酷い場合では、実印を貸せと言われるた方もおられます。

もしあなたが、このような事を言われても、絶対に署名押印はしないでください。何故ならば、最悪の場合、負債までも相続してしまう可能性があるからです。

いくらあなたが、「財産はいらない」というつもりで実印を押したとしても、その押印によって、相続を承認することになります。しかも、相手方は白紙の委任状に署名押印を求めるような方ですから、あなたにはプラスの財産はほとんどと言って良いほど回って来ないでしょう。
ですが、被相続人に債務があれば、あなたは法定相続分の負債を負うことになります。財産は他の相続人が全部持っていったのに、負債だけは自分も同じように負うことになるのです。これって最悪ですよね。

それに、財産を隠しているという事は、逆に言えば、ある程度の財産が「ある」という事の裏返しであるとも言えます。今は知らないから、財産なんてどうでも良いやと思っていても、実際に、何百万円ものお金がもらえると聞いたらどうでしょうか?
白紙の委任状に押印してしまっては、後の祭りになってしまいます。

あなたの実印がないと手続が進まないので、相手もあなたに協力を求めてきているのです。ですから、相続財産をちゃんと開示してもらって、その上で遺産分割協議書を作成し、もちろんあなたの分の控えも作成するべきです。

| カテゴリ: 遺産相続の手続き |


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